【CIO SMARTCOBY SLIM 5K】Qi2対応の薄型モバイルバッテリーをレビュー!

CIOさんから販売されいている「SMARTCOBY SLIM 5K」

iPhone16Proとの相性が抜群とSNSを賑わしているモバイルバッテリー。デザイン性だけでなくCIO史上最薄最軽量かつQi2対応、パススルー充電対応と機能もモリモリ。

バランスが取れた使いやすいモバイルバッテリーなんだ

そんな「SMARTCOBY SLIM 5K」を購入したので、実際に使用しないとわからない使用感やをお伝えします。

CIO SMARTCOBY SLIM 5K

メリット
デメリット
  • 厚さ8.7mmと薄い
  • Qi2に対応しておりiPhoneをワイヤレスで急速充電できる。
  • 無駄を省いたシンプルなデザイン
  • 2種類のカラーから選べる
  • パススルー充電可能
  • 吸着力が強く重ね持ちしやすい。
  • スタンドが付いていない。
  • ディスプレイがない
エムログ

デスクワーク歴8年、中学生の時からお金があればガジェットを買い集めてきたエムログが描いた記事です。

目次

【CIO SMARTCOBY SLIM 5K】外観・仕様・同梱物

製品名CIO SMARTCOBY SLIM 5K
サイズ102 × 70 × 8.7mm
重量117g
充電容量5,000mAh
充電出力USB-C 20W
ワイヤレス:15W
合計出力16W(※エムログ調べ)
Qi2対応
出力ポートUSB-C ×1
入力ポートUSB-C ×1
入力出力USB-C 20W

まずは外観を紹介します。

外側はサラサラなアルミニウム。サンドブラスト加工で傷つきにく仕様になっています。ワイヤレス充電ポート側はしっとりとした質感になっています。

僕が選んだのはブラックですが、他にも「ブラック」と「シルバー」が用意されています。iPhoneのブラックチタニウム、ナチュラルチナニウムとの相性が良さそうなカラーです。

製品表面には会社名が表記されていますが、あまり目立たないよう施されており、重ね持ちした時のiPhoneとの相性はかなり良さそうです。

充電残量がわかるインジケーターも製品表面に付いています。

側面には製品情報が記載されています。PSEマークも記載されているので、安全性も心配ありません。

画像左側にあるスイッチを押すとインジケーターが光ります。

裏面にはワイヤレス充電パッドが付いています。Qi2の表記やワイヤレス充電パットを示す「○」はありません。

※「○」はよく見れば記載されているようです。

底面には、USB-Cポートが搭載されています。

僕は現在「iPhone12mini」にレザーの純正カバーを付けて生活しています。これにモバイルバッテリを付けた状態が次の写真です。スマホと同じくらいの厚さです。

次に示す写真はモバイルバッテリーを付けたスマホを正面・背面から見たものです。

iPhone12miniだと底面及び側面から、モバイルバッテリーが少しはみ出ます。

エムログ

他社の製品に比べるとはみ出ている量が少ないよ!

他社の製品と比べると、横に長く、縦に短くなっています。スマホからはみ出る量が少なくなり、モバイルバッテリーがズレにくくなっているように感じます。

同梱物は次の2つ

  • 本体
  • USB-C to Cケーブル

充電器がないのでご注意ください。20W出力可能な充電器があれば効率的に充電できます。

製品の重量は118.37g。カタログスペックでは117gなので表記通りです。

CIO SMARTCOBY SLIM 5K

【CIO SMARTCOBY SLIM 5K】レビュー

では本題です。「SMARTCOBY SLIM 5K」をレビューしていきます。

次のポイントについて確認していきます。

充電出力の検証

検証するのは次の5点です。

  1. スマホ使用中もワイヤレス充電で充電が貯まるのか?
  2. USB-C単ポートによる充電出力は?
  3. USB-Cポートとワイヤレスの2台同時充電での出力は?
  4. モバイルバッテリーへの充電出力は?
  5. パススルー充電でのワイヤレス充電力は?

スマホ使用中もワイヤレス充電で充電が貯まるのか?

まずは、ワイヤレス充電の速度を検証します。本製品はQi2対応なのでワイヤレスでも15Wの急速充電が可能です。

スマホ未使用時と使用時の充電量を比較しつつ、どれくらい充電できるのか実態を掴みます。

検証の結果は次のとおり。

スマホ未使用時に比べて、スマホを使用している時の充電速度は20%ダウン

検証の条件は

  • 使用するスマホは「iPhone12mini」
  • スマホの使用は「YouTubeを音量50%で視聴」

とします。

検証結果は次のとおり。

未使用時使用時
充電開始時30%30%
30分後66%59%
36%29%

マップアプリのナビ機能を使いながらでも充電が溜まっていくよ!

USB-C単ポートによる充電出力

USB-C単ポートの出力を確認すると19Wでした。カタログスペックが20Wなのでほぼ適正です。

USB-Cポートとワイヤレスの2台同時充電での出力

2台同時充電時のUSB-Cでの充電出力は11Wでした。単ポートに対して30%程度パワーダウンしました。

ワイヤレス充電は出力を計測できないので、30分充電した時にどれくらい充電が貯まるかを確認していきます。

ワイヤレス
1台充電
2台同時充電
充電開始時30%30%
30分後66%51%
36%21%

結果、2台同時充電するとワイヤレスでの充電は40%ほどパワーダウンします。

なので、ワイヤレス充電だけでの出力が15Wだとすると、2台同時充電の出力は

  • ワイヤレス:7W
  • USB-C:9W
  • 合計:16W

になるようです。

モバイルバッテリーへの充電出力

カタログの使用20Wに対して19Wで充電できています。誤差の範囲内ですね。

パススルー充電でのワイヤレス充電

本製品でパススルー充電が可能なのか、可能だとして充電スペックはどれくらい変わるのかを検証します。

パススルー充電とは?

モバイルバッテリーを充電しながら、スマホなどのデバイスを充電できる機能

検証結果は

  • モバイルバッテリーへの充電出力は14Wで通常の4分の3程度の出力
  • ワイヤレス充電の出力は変化なし

となり、ワイヤレス充電の効率を落とすことなくモバイルバッテリーを充電できます。

パススルー充電性能は、他の製品と比べて頭ひとつ抜けています。

検証結果の根拠は次のとおり。

検証結果の根拠

ワイヤレス充電効率を次の2つのパターンに分けて比較します。

  1. パススルー充電なし
  2. パススルー充電あり

モバイルバッテリーのバッテリー残量が25%程度で検証しています。

パススルーなし
ワイヤレス
パススルー充電
ワイヤレス
充電開始時30%30%
30分後66%66%
36%36%

吸着力が強く重ね持ちしやすい

ワイヤレスモバイルバッテリーは

  • 重ね持ちして充電しながらスマホを利用
  • 重ね持ちした状態でポケットに入れて移動

できます。ただ、製品によっては、重ね持ちしたスマホを操作するたびに、モバイルバッテリーの角度が変わってしまい、充電できているのか不安になるものもあります。

しかし、本製品「SMARTCOBY SLIM 5K」にはその心配はありません。

重ね持ち時のスマホ操作では微動だにしませんし、ポケットに収納する時にも全く動きませんでした。なので、ストレスなく使えてかなり高評価です。

マグネットの吸着力がしっかりしているのと、吸着面の「しっとり感」がこの利便性を実現しているのではないでしょうか。

「薄さ8.7mm」で持ち運びやすく使いやすい

本製品は「Qi2対応」でありながら、8.7mmとかなり薄型です。

そのおかげで、モバイルバッテリー単体としてもカバンやポーチ、ポケットに収納しやすく持ち運びやすいですし

充電時も重ね持ちしやすいので、ストレスなく充電しながらスマホを操作できます。

また、前述した「モバイルバッテリーのズレにくさ」にも一役買っているのではないかと思います。モバイルバッテリーを横方向に動かす力を加えにくいので。

外観も洗練されていて「iPhone」との相性抜群

本製品は外観も高評価です。

製品表面に表記されてCIOさんのロゴやマグネット吸着面を示す「○」がほぼ見えません(笑)

注視すれば見えますが、ほぼ無地なのでiPhoneに重ね持ちした時に純正品かなと思えるくらいマッチして見えます。

特に

  • SMARTCOBY SLIM 5K「ブラック」 & iPhone16Proが「ブラックチタニウム」
  • SMARTCOBY SLIM 5K「シルバー」 & iPhone16Proが「ナチュラルチタニウム」

の組み合わせがおすすめです。

充電中のモバイルバッテリーは熱くなる??

ワイヤレス充電モバイルバッテリーはスマホに装着してそのままポケットに入れることができます。

その反面、モバイルバッテリーが熱くなると直接触れているので、不快感を感じてしまいます。そこで「SMARTCOBY SLIM 5K」がどれくらい熱くなるのか検証します。

検証結果
  • 充電前の表面温度:23.2℃
  • 30分充電後の表面温度:37.4℃

ワイヤレスで30分充電したら37.4℃まで上昇しました。

体温より高温になるので、ポケットに入れていると少し不快感を感じます。他の製品では30度前半で収まるものもあるので、「高温化しにくいモバイルバッテリー」をお探しの方は、別の製品を探した方が良いです。

ただ、このデメリットに代わる魅力がこの製品にはあると思うので、もう少し迷ってみてもいいかも…

体温より暑くならないからポケットに入れていても不快感はなかったよ!

充電前の表面温度
充電後の表面温度

【CIO SMARTCOBY SLIM 5K】と似た商品を紹介

SMARTCOBY SLIM 5K」は

  • Qi2に対応していてiPhoneをワイヤレスで急速充電できる
  • 薄型でデザインもシンプルで使いやすい
  • 吸着力が強く重ね持ちしやすい

といった特徴のワイヤレス型モバイルバッテリーだとわかっていただけたと思いますが、類似品もザックリ確認しておきましょう。

一覧表をご覧ください。

スクロールできます

SMARTCOBY
SLIM 5K

MagOn
Ultra Blade

MagOn
Ultra Slim
メーカーCIOMATECHMATECH
ワイヤレス
充電出力
15W15W7.5W
充電容量5000mAh5000mAh5000mAh
Qi2対応対応Qi
ポート数ワイヤレス×1
USB-C×1
ワイヤレス×1
USB-C×1
ワイヤレス×1
USB-C×1
重さ117g191g110g
厚さ8.7mm7.55mm6.9mm
価格5,980円7,490円6,990円
購入する購入する購入する

バッテリー残量を示すディスプレイやスタンドのないシンプルなモバイルバッテリーで比較してみましょう。

結論、この中で1番おすすめなのは「SMARTCOBY SLIM 5Kです。重さと薄さのバランスが抜群でした。

「MagOn Ultra Slim 5000」は薄すぎて持ちにくい。「MagOn Ultra Blade 5000」は重すぎる。

対して「SMARTCOBY SLIM 5K」は3製品の中で最も分厚いですが非常に軽く、最も使いやすいと感じました。

最軽量の「MagOn Ultra Slim 5000」との重量差は実感できるレベルではありませんし、厚くなったなった分、持ちやすくなったのかなと思います。

それでいて充電スペックはQi2に対応していますから、おすすめするでしょって話です(笑)

結論:【CIO SMARTCOBY SLIM 5K】はどんな人におすすめ?

コスパの高いワイヤレス対応モバイルバッテリーが欲しい。

そんなあなたにおすすめなモバイルバッテリーです。

正直、マグネットでくっつけてiPhoneを充電したいという方は、「SMARTCOBY SLIM 5K」を買っておけば間違いないです。

  • パススルー充電の性能よし
  • Qi2対応で充電効率よし
  • 重量と厚みのバランスが絶妙で使いやすさよし

とほぼ文句の付けようがありません。

バッテリーの高温化にはやや不満を感じますが、どの製品も多少なりとも高温化しますし「暖かいな」と感じますから、そこまで気にするべき問題ではないです。

まとめ

SMARTCOBY SLIM 5K」をレビューしました。

  • Qi2に対応していてiPhoneをワイヤレスで急速充電できる
  • ケーブルを使えば、PCも充電できる
  • 所有欲を満たしてくれるデザイン

が特徴のモバイルバッテリーでした。

CIO SMARTCOBY SLIM 5K

メリット
デメリット
  • 厚さ8.7mmと薄い
  • Qi2に対応しておりiPhoneをワイヤレスで急速充電できる。
  • 無駄を省いたシンプルなデザイン
  • 2種類のカラーから選べる
  • パススルー充電可能
  • 吸着力が強く重ね持ちしやすい。
  • スタンドが付いていない。
  • ディスプレイがない
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この記事を書いた人

中学生のときからお年玉で買うのは「ガジェット」デスクワーク歴8年、ブロガー歴2年のガジェットオタクです。デスクワークが捗りモチベーションが上がるデバイスを紹介していきます。

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