【新製品 Apple Vision Pro】魅力的な9つの機能からできること3つを考察してみた!




Appleの開発者向けのカンファレンス「WWDC23」。その中で注目を集めているのが、「Vision Pro」世界初の空間コンピュータで、価格は50万円程度、発売は2024年末です。

いわゆるARグラスなんですが、一体どんな機能があるのか、何ができるのか気になっている方も多いかと思います。

そこで、Apple製品を10年以上使い続けているAppleマニアである私が「Vision Pro」が持つ機能を紹介し、何ができるか、どんなことが便利になるのか、Apple Vision Proが持つ可能性について考察してみました。

この記事を読めば、「Vision Pro」によってもたらされる新体験にドキドキワクワクできること間違いなしです。

では早速みていきましょう!!




目次

【Apple Vision Pro】魅力抜群の機能 9選

機能1:コントローラーを用いず操作できる

Vision Proには特別なコントローラーはありません。あなたの声、目、手を使って操作します。とても直感的に操作できそうですよね!具体的にどのように操作するか見ていきましょう!

アイトラッキング

Apple WWDC23 基調講演より

Vision Pro の内側にカメラが搭載されており、これで目の動きを感知するそうです。アプリのアイコンは見つめるだけでスッと浮き上がります。


ハンドトラッキング

Apple WWDC23 基調講演より

アイトラッキングで見つめたアプリを指同士のタップで選択します。スクロールは指を上下させるだけ。これはVision Pro下部に設置されたカメラで手の動きを認識しているそうです。なので、手が低い位置にあってもトラッキングしてくれます。


音声入力

Apple WWDC23 基調講演より

Vision Pro では検索フィールドを見つめるだけで音声入力を開始できます。Siriを使うことも可能です。

ここまでシームレスな音声体験はないとAppleは言っています!


Digital Crownでホーム画面、視界の調整

Apple WWDC23 基調講演より

Apple WatchにもついているDigital Crown。これを1回押すとホーム画面に、回すと視界の調整ができます。Vision Proに映し出す現実世界の量をコントロールできます!

Zeissと協力して作られたレンズを磁力で装着することで、メガネをかけている人でも利用できるようになりました。これ一つで幅広く視力矯正できるそうです。

レンズは別売りです。高そうですよね….


Bluetooth機器も対応可能

Apple WWDC23 基調講演より

あなたが使い慣れているBluetoothのキーボードやマウスをそのまま使用できます。AppleのMagicキーボード,トラックパッドならなおのこと便利に使えるのかもしれませんね。





機能2:自分の目を外側のディスプレイに映し出せる(EyeSight)

Apple WWDC23 基調講演より

Vision Proは外側のディスプレイにあなたの目を映し出す機能を備えています。この機能をEyeSightと言います。これは、あなたと周囲を分断させないための機能です。

あなたがVisionProに没入している時は目をディスプレイに映されず、

外の空間を見れるようにしている時はディスプレイに目が映し出されます。なので、周囲の人があなたの状態を認識することができるんです。

この機能はデジタルな空間と現実世界をシームレスに繋げることを目的とした機能といえますね!


機能3:対応アプリはiOS,iPadOS

Apple WWDC23 基調講演より

こういった新しいデバイスが出てくると問題になるのが、「ハードウェアはすごいのにソフトウェアが未熟」です。つまり、できることがない。

しかし、Vision ProはiOSとiPadOSで使えるアプリは利用可能だと明言されています。なので、メモ、メッセージ、FaceTime、Safariなどがディスプレイの制限なしに利用できます。

ウィンドウを上下左右に並べることも、上下に重ねることもできます。しかも利用アプリの切り替えは視点をそのウィンドウに向けるだけでできるそうです。




iPhone、iPad、Macと常に同期するエコシステムも利用できます。すべてのメモ、メッセージ、写真・書類はiCloudによって自動的に最新の状態に保たれます。

ちなみに、Word、Excel、TeamsなどのMicrosoftアプリも利用可能ですし、zoomなどのビデオ会議アプリもデジタルペルソナを活用して利用可能です。

また動画配信サービス(VOD)もDisney+は視聴可能と明言されています。Netflixなどの他の動画配信サービスは明言こそされていないですが、「他のコンテンツサービスの大好きな映画や番組もVision Proで楽しめます」とのことなので利用できる可能性が高いでしょう。


機能4:Macの外部ディスプレイになる

Apple WWDC23 基調講演より

Macを見つめるだけで、Apple Vision Proの中にMacの画面を写せます。Macのスクリーンを好きな場所に置き拡大すれば、巨大な4Kディスプレイのできあがり!!

Vision Proで起動したアプリとMacの画面を並べて使うこともできますね。





機能5:解像度は4K超え

Apple WWDC23 基調講演より

Vision Proは左右合わせて2300万ピクセルが詰め込まれ、片目あたりのピクセル数は4Kテレビを超えています。

画面サイズは切手ほどの大きさ。iPhoneのピクセル一個分のスペースに64ピクセルを詰め込むことで、これが可能になっているそうです。

この綺麗な映像をユーザーに届けるために、3枚構成のカスタムレンズが設計されています。

なので、迫力ある映像はもちろんのこと、細かい文字も、どの角度から見ても超鮮明に写すことが可能になっているそうです。


機能6:3D映像を撮影・視聴できる

Apple WWDC23 基調講演より

Vision ProはApple初の3Dカメラを搭載しています。大切な思い出を3Dの映像と空間オーディオで記録し、それを何度も体験できます。

これを今の2Dの世界で完全に理解するのは難しいですが、思い出の瞬間に戻ったような感覚になるんだそうですよ!!

操作は簡単!ボタンを一度押すだけ!!しかも撮影していることはEyeSightが周囲に伝えてくれます。

また、3Dコンテンツを楽しむこともできます。アバターなどの3D映画や、3Dで作られた恐竜の画像などをリアルな空間に置いて観察することもできます。





機能7:ビデオ通話はAIで作ったアバターで!

Apple WWDC23 基調講演より

Vision Proを装着したままビデオ会議に参加すると、ゴーグルをつけた状態でカメラに映されることになりますよね。

なので、Vision Proでビデオ通話する際には、カメラは必要ありません。事前にあなたの顔をスキャンすることでアバター(デジタルペルソナ)を作成し、それをAIが自然に動かします。


機能8:バッテリーの駆動時間は2時間

Apple WWDC23 基調講演より

Vision Proは電源に繋げば一日中、外付けバッテリーに繋げば2時間連続で稼働できます。2時間あれば映画を一本見ることができますね。ただ、電源に繋いで使うのが一般的になりそう。

バッテリーをVision Proから切り離したのは、本体の軽量化のためだとのこと。

ここまで軽量化にこだわっているのなら、軽さにも期待大ですね!


機能9:セキュリティは目の虹彩で守る!

Apple WWDC23 基調講演より

Vision Proのロック解除はは指紋、顔どちらでもなく「目」。このシステムを「Optic ID」と言います。

一卵性双生児でさえ同一ではない目の虹彩の特徴を利用して、Vision Proのロックを瞬時に解除します。

あなたの虹彩のデータはネットに接続されることなく、デバイスの中でのみ保持されます。

また、カメラのデータはシステムレベルで処理されるので、あなたの周囲の情報が漏れることもないそうです。




【Apple Vision Pro】でできることを考察してみた 3選

できること① 持ち歩きできる映画館

Apple WWDC23 基調講演より

個人的に一番ワクワクしているのはこれです。

Vision Pro を使えば、どんなところでもプライベートな映画館にできるのではないかと思っています。自宅、飛行機の機内、職場での休憩時間。これが映画館になるんです。

画面のサイズは自由自在でかつ4K映像に対応可能ですし、現実空間から離れる度合いも調節できます。また、さらに自然に設計された空間オーディオもあるので、今までにない没入感を感じれるのではないかと思います。

3D映画とかすごいんじゃないかな??

また、FaceTimeのSharePlayを利用すれば、一人だけでなく、複数人で同じコンテンツを楽しむことができます。なので、複数台Vision Proを所持していれば、同居している家族と最高の状態で映画を一緒に楽しむことができるのではないかと楽しみにしています。

ただ、家族全員にこのデバイスを購入するとなると少なくとも100万円を超えてしまうと思うので、当分は個人の利用か、友人との利用になるかなと思いますが…

できること② 過去の追体験

Apple WWDC23 基調講演より

Vision Proは3D撮影が可能とのことでした。

なので、「思い出の記録が変わるな」と思いました。写真や動画を見返すと、その空間に自分もいるのではないかと思えるようなそんな体験になるのではないかとワクワクしています。

これはイメージですが、自分が実際に見た景色そのままを切り取っておくことができる。そんな感じなのではないかと思います。

しかも、これをFaceTimeで複数人で同時に共有できるんです。みんなVision Pro持ってたら、なんだか世界が変わるんじゃないかとドキドキしますね!

なので、Proシリーズでデベロッパー向けということですが、家族に1台あっても良いようなデバイスなんじゃないかと。特に小さいお子さんがいる家庭では重宝するのではないかと思います。

できること③ 職場での仕事の効率化

Apple WWDC23 基調講演より

Vision ProはMicrosoftアプリやzoomアプリも使えるので、仕事にも使えますよね。

しかも視界の全てがキャンパスになり、モニターを3つ4つと並べて作業もできます。また、4K映像なので文字もくっきり読めるとのことでした。なので、個人での作業効率は爆上がりしそうです。

加えて、EyeSightで自身の表情を周囲に知らせることができるので、同じ空間で複数人と作業する場合にも使えそうですよね。

もちろんFaceTimeを使うことで、様々なものを同時に話ながら共有できるので、テレワークにも向いていそうです。

ただ、モニター越しの現実世界の映像はiPhoneで暗がりを撮影した程度の画質だそうです。なので、日常遣いできるかは画質の違和感にかかっているかなと思います。




Apple Vision Proでできること まとめ

Vision Proでできること
  • どんな場所でも映画館にできる
  • 過去を追体験できる
  • 様々な作業を効率化できる

私がVision Proを使うとこんなことができるんじゃないかと。

特に私はよくNetflixを視聴するので、どんな場所でも映画館にできるのは魅力的ですね。あなたにもあなたなりの使い方があると思うので、ぜひ自由な発想で考えてみてください。

一緒にワクワクしましょう!

ではまた!!

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この記事を書いた人

サラリーマンをしている独身30歳。一人でも楽しめること、お金をかけなくても楽しめることを発信することで、皆さんの人生が少しだけ豊かになればうれしいなと思っています。

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